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特別養護老人ホーム 天の川明星 委員会活動について

 
各種委員会活動を通して、施設サービスや利用者様のQOL(生活の質)の向上につなげる様々な取り組みを行っております。
委員会は会議を月1回実施し、年1回勉強会を開催し、スタッフのレベルアップを図るとともに、年間目標を基にテーマを設定し、目標達成に向けて活動しています。
平成27年度は、「重度化対策」に向けて取り組んでいます。
下記に、各種委員会活動についてご説明します。

食事委員
安全で美味しい食事を提供でき、最後まで可能な限り経口摂取して頂けるよう、課題を上げて検討し、介助時の環境調整や口腔ケアについても力を入れています。
介護主任、栄養士、食事委員長で構成された給食委員会では、利用者様・現場スタッフの意見(各階に意見が書き込めるノートを設置)を基に情報交換を行い、ニーズに合った、より良い食事が提供できるよう活動しています。
 
年間目標では、むせが少なく美味しく食べられるよう、座位調整に取り組んでいます(誤嚥性肺炎の発症の減少を目的とする)。


 
入浴委員
気持ちよく、安らいで入浴していただけるように、身体状況などに合わせた入浴方法・入浴体制の検討をし、備品や入浴装置の点検などを行っています。
年間目標では、麻痺・拘縮がある方の状態に合わせた入浴介助に取り組んでいます。


 
排泄委員
利用者様、一人一人に合った排泄介助法や排泄用品について課題を上げて検討し、QOLの向上につながる排泄ケアを目指しています。
年間目標としては、拘縮のある方のパット交換を上手に行い、もれの回数を減少させる。また、洗浄をしっかりと行い、不快感を減少させることに取り組んでいます。


 
リスク委員
介護主任、看護師、相談員、スタッフで構成されています。
各階に、事故・インシデント(※ヒヤリハット)ノートを設置しており、件数と状況を記録し、毎月の委員会にて、各専門職の視点から意見を出し合い、情報共有と対策を練っています。
※インシデント(※ヒヤリハット)・・・事故には至りませんが、車いすから転落しそうになっていた」など、ヒヤリとした、ハッとした事などの事例を指します。
 
リスク委員では、2つの年間目標を設定しています。
1.服薬時の飲みこぼしの減少・・・マニュアルに沿った服薬介助の徹底と、薬が飲みにくいなど、服薬がしづらい方を対象者に、スムーズに服用して頂けるよう工夫しています。
2.移乗介助時に引き起こす事故を減らし、福祉用具を活用してスタッフの負担軽減を図る・・・利用者様の体格や立位の状態を把握した上で、困難な場合は2人介助で行っています。また、スライディングシートなどの福祉用具を積極的に活用することで、利用者様・スタッフ双方にとって快適に移乗する事ができ、腰痛リスクの減少にも繋がっています。


 

 

業務委員
業務体制改善の検討や、接遇マナー、施設サービスの向上に向けて活動しております。感染症(ノロウィルス、インフルエンザなど)の流行時期には、対策を担います。
年間目標では、重度化に対応できる移乗方法の工夫について取り組んでいます。
 


 
レクリエーション委員
利用者様の余暇活動の充実と、季節感あふれるフロアの環境づくりを行っています。
年間目標では、介護度が中程度の方でも可能な手作業の実施、残存機能の予防を目的とした歌体操などに取り組んでいます。

 


 
スポーツ好き集まれ!(豊年福祉会のサークル その1)
アフター5!身体を動かすことが好きな職員が集まっています。月に1~2回、職場近くの公民館を借りて、バスケット、卓球、バレーボールをしています。時には外に出てソフトボールをすることも! 職員だけではなく、家族も参加OK!
ふだん一緒に働かない人ともこの集まりを通して仲良くなれます。

 


 
軽費老人ホーム明星・特別養護老人ホーム明星
『住民参加型の合同避難訓練』
軽費老人ホーム明星、特別養護老人ホーム明星では避難訓練・防災訓練に取り組んでいます。
震災や天候の災害が頻発し巨大地震も予告される中で、施設内にとどまることなく、近隣の方々や地域にお住まいの方々と共に行う避難訓練・防災訓練を考えています。
 
平成27年度は下記のように行いました。
 

訓練の日時
平成28年3月13日(日)14時~15時
場所 軽費老人ホーム明星と特別養護老人ホーム明星 施設内及び施設前駐車場
 
動機・目的
近年、震災や天候の災害が頻発し巨大地震も予告される中で、集団生活の場所である
高齢者施設内での避難訓練が非常に重要だと考える。
今回は施設内にとどまることなく、近隣の方々や地域にお住まいの方々と共に行う避難
訓練・防災訓練を計画した。
 
呼びかけた機関
近隣の方々 5名    星田消防9名         校区福祉委員6名
交野市消防署5名    交野市社会福祉協議会2名   軽費入居者 47名 
きらら入居者3名   日本防災2名         職員 16名 計95名
 
当日の流れ
第一部 夜間を想定した避難活動(誘導、点呼、見守り)
消火活動(2号消火栓、水消火器)
車いす避難(坂を下りる訓練)
第二部 施設見学(特別養護老人ホーム明星、軽費老人ホーム明星)
第三部 地域交流スペース星徳館にて意見交換会、懇親会


施設長による説明

入居者の避難

点呼

車いすの講義

車いすの実習

消火器講座

放水

放水

放水

館内ご見学

焼きイモ

反省会

 
手作り〜熱中症予防のドリンク